理解できないものを批判するのは簡単。理解できないものがきたら理解する努力を選択する。
炎上には4種類ある
- 収益化できているけど信用を失っている(YouTubeのおでんツンツン男)
- 収益化できていないし、信用を失っている(Twitterのコンビニ冷凍庫に入るイタズラ)
- 収益化できているし、信用も得ている(クラウドファンディングでの成功)
- 収益化できていないけど信用を得ている(ホームレス小谷)
信用度と認知度で4象限に分けることができる。信用度が高い人はダイレクト課金をしてもらえる。認知度が高い人は広告費が入る。いままでは認知度だけで広告費が入っていたけど今は、インターネットで情報が集まるので、信用と認知度の両方がないと広告費も入らなくなってきている。まずは信用度を高めて認知度を高めていくのがベスト。
上の人の方針や、お金を出してくれる人の気分で自分の人生が左右される。そこに自由なんてない。自分の意思で自分の守りたいものを守る。そのためにダイレクト課金を押さえることにした。最初はクラウドファンディングをやっていたが、毎回打ち上げ花火のようで安定がなかった。そこでオンラインサロンをすることにした。
作る側がお金を払うという価値観の時代になってきている。今は、作ることが娯楽になってきている。完成品を受けとるのではなく、完成品を作るまでの苦労や達成感に価値が発生している。作り手側に回ると自分の信用ポイントがあがる。
オンラインサロンではコミュニティメンバーがやりたい仕事だけをやるのでクオリティーが高く、早い。フリーランスのメンバーも多い。フリーランスメンバーは会社に属することでやりたくない仕事をすることで信用が下がることを懸念している。
コミュニティ時代の中で生き残る会社の条件
社員に利用されない会社は廃れる。優秀な人材が求めるのは給料が高い自分ではなく、常に面白いことをやっている自分である。
自分だけの地図を作る。
これからはモノと人がつながるのではなく、人と人がつながる時代になってくる。自分が信用できる人がどこにいるのか、信用の近さごとの地図に需要が出てくる。
モノが溢れている時代の贈り物
モノが不足していた時代の正義とモノが溢れている時代の正義は違う。モノが溢れているこの時代には自分の自由を奪われるような贈り物は迷惑になってしまう。ならばお金を贈ってしまうのがいいが、お金をそのまま贈ると贈り物に対して時間がかかっていない。文字を贈り物にしてはどうだろうかと考えてレターポットというサービスを作ってみた。貨幣になるには保存、交換、尺度の3つの条件がある。
文字(レター)の流通量を制限して有限の資源にして、皆がレターの価値を信じ始めればレターに価値を持たせられるのではないか。
レターポットの仕組み
- レターを運営から100レターを500円で買う。運営はその500円を自由に使えない。(売上として計上していない)
- レターを送るには配送料として5-10レターが必要。この配送料が運営の売上となる。
- レターを受け取った人は仮想通貨として使うか、他の人へのレターとしてレターを使う
西野さんはすでに勝っている人を更に勝たすことには興味なし。声の小さい人を徹底的に守る。挑戦して村八分にあっている人の駆け込み寺を作って、西野さんが知っている限りの具体的な戦略を教える。
人の信用度とその人に寄せられる文字はそこそこ比例すると考えている。
人検索で店が選ばれて、ありがとうの多さで店が評価されて、その評価で、また人が集まってきてお店にお金が落ちる。たとえ弱くてもたとえ無名でも誠実に生きている人が報われる世界を迎えにいく。